内分泌疾患
長いあいだ高コレステロール血症で加療されていた患者さんが、実は甲状腺機能低下症、橋本病であったり、口渇、多飲、多尿症状は、重症の糖尿病患者さんにみられる症状ですが、同症状を来たすのに高カルシウム血症があり、その原因に原発性副甲状腺機能亢進症という病気があり、実は糖尿病とそれが合併していたり、またホルモンの異常で糖尿病を来たす病気(クッシング症候群、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など)もあり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、生理不順を来たす原因でもあります。
このように糖尿病や代謝性疾患と内分泌ホルモン異常の病気は、関連性が深いことが多々あります。疑って、血液検査で発見することが大切なのです。